個人的に2026年最大の出来事(経験)、自身の白内障手術について後編です。
紹介された眼科に行く決断をしたところまで、前回のブログで書きました。いよいよ眼科で検査です。
紹介された眼科には、従来のイメージとは大きく変わった検査機器が多数あり、水晶体の大きさから厚みなど多数の数値が取得できるようになっており、詳細な私の眼のデータが取得されました。仕事でたくさん扱っている「データ」ですが、自分の身体データとなると、医者の勘や経験といったものよりも治療に対する信頼度も上がります。
白内障の手術は、左目から行い、一週間後に右目を行いましたが、手術翌日には眼帯が取れるのでそれほど不便はありません。レンズも非常に柔らかいもので、昔のプラスチックレンズのように眼を大きく切開する必要も無く、2ミリくらい眼球を切るだけで折りたたんで入ってしまいます。当然、レンズ挿入の前には、濁ってしまった水晶体を破壊して取り出す工程がありますが、手術開始から終了までは15分程度で、特に痛みはありませんでした。手術を受ける前はかなり緊張しましたが、実際には眼球に対する処置は、強い光を当てられていることもあり、何も見えませんでした。
左眼の手術後、1週間は、左眼は良く見える状態で、右眼はぼやけている状態になりますが、驚いたのは、左眼だけ良く見えると脳が補完してくれるようで、視野の8割くらいまでは良く見えるようになり、よく見えないのは右眼よりも右側だけで、日常生活では何も問題がありませんでした。
人間の脳は、まだまだ解明されていないことも多いとされていますが、改めて素晴らしい機能があるのだと認識しました。両眼の手術後、多焦点レンズにしてから徐々に脳がピントの合った画像を選択するのには慣れが必要ですが、ピントが合うまでの時間もだんだん短くなってきました。
手術後は、3ヶ月間ほど目薬を1日数回差す必要がありますが、非常に快適に過ごすことができます。手術後に眼科医から「もう一生視力は変わりませんよ」と言われたのが印象的です。ちなみに私の場合は、乱視もありましたが、これも無くなりました。近眼、老眼、乱視、白内障全てが解消してしまう素晴らしい経験ができました。
唯一困ったのが、50年も眼鏡をしていたため、良く見えると眼鏡をしていると勘違いして、無意識に眼鏡を取ろうとする動作をして空振りすることくらいでしょうか(笑)
AIの進歩は素晴らしいですが、人間の身体(脳)には、まだまだ無限の可能性が秘められていると感じました。この技術がさらに一般的になると、世の中から眼鏡が無くなるかもしれませんね。
