森田家のテレビ革命:スマートテレビとの出会い

十数年ぶりにテレビを買い替えました。
以前のブログ記事で、クルマを買い替えてその変化に驚いたという話を書いたことがありますが、今回のテレビでも大きな変化を感じました。

画面のサイズは、部屋のスペースの問題もありわずかに大きくなったのみであまり変化を感じるポイントではありませんでした。今回もっとも変化が大きかったのは、スマートテレビと呼ばれる機能により、インターネットに接続された動画配信サービスに対応したことです。我が家ではこれまで、YouTubeなどの動画配信サービスはHDMI端子に接続したAmazon Fire TV StickやApple TV経由で見ていました。それが今回の買い替えによってリモコンにYouTubeなどの動画配信サービスのボタンが配置されることになったのです。チャンネルを選択する時と同様、リモコンのボタンを押すだけで簡単に動画配信サービスが視聴できるようになりました。これが想像以上に便利だったのです。

先日の日経新聞で、動画配信サービスの視聴時間についての記事を見かけました。その記事によると、10代と20代では動画配信サービスの視聴時間がテレビ(地上波・衛星放送)の視聴時間の2倍近くになっているそうです。30代ではほぼ同等で、40代でようやく配信よりもテレビの視聴時間が上回るとのこと。このように、年代が上になるほどテレビの優位性が高くなっているようです。森田家では、朝起きてから寝るまでテレビは付けっぱなしの状態で、これまでは動画配信サービスの視聴時間はごくわずかでした。
そんな我が家でも、最近のテレビ番組は昔に比べれば多チャンネル化が進んであらゆるジャンルに対応した番組が増えたとはいえ、あまり面白くないと感じることも多くなっていました。先述の記事のデータにもあるように、若年層を中心に「テレビ離れ」が進むのも致し方ないことであると私の世代でも理解できます。

そんなわけで、スマートテレビ化してからは、我が家でも動画配信サービスをチェックすることが多くなりました。特にYoutubeにはゴルフやバイクといったスポーツからChatGPTなどの最新技術解説まで多岐にわたる動画がアップロードされており、楽しいだけでなく勉強になることもしばしばです。
聞くところによると、YouTubeはで登録者10万人を超えるチャンネルだけでも4500以上あるそうです。これは、テレビではとても太刀打ちできません。また、当然動画配信のネットワークトラフィックも年々増え続けており、ネットワークトラフィック全体の約6割を占めているようです。中でも特にNetflixやYouTubeが大きなシェアを占めており、この2つのサービスで動画配信サービスのトラフィックの4割弱にもなるというデータが総務省から公表されています。
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd131210.html

YouTubeは2005年に設立されて、2006年にはGoogleの傘下に入りました。当時の私は、動画をネットワークで配信するなどというビジネスが成り立つのかと疑問に思っていました。ですが、急激にインターネット回線の帯域幅も大きくなり、今では何も問題なくスマートフォンでもスムーズに動画を視聴できるようになり、動画配信サービスは成長を続けています。
その時点で環境が整っていないからといって「できない」と思い込んでしまっては、新しいビジネスは生まれないのだと感じます。
弊社も現状にとらわれず、むしろ現状を打破するような新たなサービスを生みだしていきたいと思います!

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