事例紹介|NTTぷらら|Insight Qubeにより、運用コストを抑えながら安定した環境構築を実現可能
こんにちは!インサイトテクノロジーマーケティング本部です。
本日は、株式会社NTTぷらら様がInsight Qubeを導入することで、運用コストを抑えながら安定した環境構築を実現可能にした事例をご紹介させていただきたいと思います。
Insight Qubeを導入までの経緯
インターネット接続サービス「ぷらら」を運営する株式会社NTT ぷらら(以下、NTT ぷらら)、同社は他にも映像配信サービス「ひかりTV」や、「ひかりTVショッピング」、「ひかりTVミュージック」、「ひかりTVゲーム」など幅広くサービスを展開しています。
NTT ぷららの主力事業の一つでもあるインターネット接続サービス「ぷらら」において、ユーザーがインターネットに接続する際には認証処理が行われ、この接続認証が止まれば「ぷらら」のサービスの大部分は提供できなくなってしまいます。このようなミッションクリティカルな仕組みのために、当初ハイエンドUNIX サーバーにOracle Database Enterprise Edition(Oracle EE)とクラスターソフトを組み合わせたシステムを構築していました。しかし、この環境であっても時折深刻なトラブルが発生し、さらにはコストも高いなど課題も多かった。そのため更改時期を迎えた際には、全く新しい構成への刷新を図ることになりました。
その頃、NAS(Network Attached Storage)を用いてOracle EEのReal Application Clusters(EE RAC)環境を構築できる「Oracle Database on NAS」が登場しました。そこでNTTぷららでは、それまでよりもOracleライセンスにかかるコア係数が小さくライセンス数削減に繋がるUltra SPARC T1プロセッサーを搭載するUNIXサーバーとNAS製品、EE RACの構成で、可用性が高くコスト効率に優れたシステムを構築しました。このOracle Database on NASの環境では、より安定したデータベースの運用を実現できました。
Insight Qubeを導入したきっかけと理由
その後、このシステムも保守サポート終了により更改を検討することになりました。NTTぷららでは当時別システムでDatabase Machineも活用しており、安定して性能に余裕もあり、ここに統合することは可能ではあったが、「ぷらら」の接続認証は独立した環境で運用すべきとの考えから統合は行われませんでした。また、アプリケーションが枯れてきたこともあってEE RACからOracle Standard Edition RAC(SE RAC)へ転換し、さらなるコスト削減を図ることとした。「SE RACを構成するためのInsight Qubeでした」と、NTTぷらら 技術本部 ネットワーク管理部 マネージャーの長谷部 勇氏はおっしゃっていました。よりコスト効率が高くDatabase Machineと同様に信頼のおけるプラットフォームが必要であり、選ばれたのがInsight Qubeでした。
「高価だから信頼性が高いわけではありません。市場で有名かどうかに拘らずに、本当に信頼できるものを選ぶべきだと考えInsight Qubeを選びました。」
長谷部 勇 氏株式会社NTTぷらら技術本部 ネットワーク管理部 マネージャー
しかし、Insight Qubeは当時まだ市場での実績があまりありませんでした。にも拘わらず選択した理由として「以前ハイエンドUNIXサーバーを利用していた際のトラブルでは、かなり苦労しました。そのため、必ずしも高価なシステムだけが安定するとは限らないことが分かっていました。市場で有名かどうかに拘らずに、信頼できるものを選ぶべきと考えInsight Qubeを選びました」と長谷部氏はおっしゃっていました。NTTぷららではインサイトテクノロジーとの付き合いが長く、データベースの構築、運用の技術力は高いと認識していた。そこが力を入れているInsight Qubeであれば、信用できると判断しました。
Insight Qubeの導入効果
導入製品 | |
導入背景 |
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導入効果 |
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NTTぷらら様がInsight Qubeの導入背景と導入効果を上記でまとめました。6年間の安定使用後、NTTぷらら様がシステム更改時期に迎えても継続的に新しいInsight Qube Gen.4への移行を決めました。その決断の背景には何か理由がありますでしょうか?また、過去実現できなかったノンストップ移行は、なぜ新Insight QubeとQlik Replicateを組み合わせることで実現可能になったのでしょうか?
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