Insight Technology

2020.06.18

インサイトテクノロジーが提供するデータ活用基盤へのアプローチ

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昨今のあまりにも激しく素早いビジネス変化の時代では、データ活用に取り組むことは、成果をあげる手段ではなく、成果をあげるための『前提』となっています。データ活用の促進を喫緊の課題として捉え、実際にデータ活用の促進を指示されている企業も多いことと思いますが、現場レベルでは具体的にどうすればよいのかわからない、またはシステムや組織の制約で実行できていないということも事実です。

経済産業省の「DXレポート」で2025年の崖として指摘されているように、日本における企業のシステムではメインフレームのようなレガシーシステムも、未だ稼働していることも多く、運用自体には問題がなくとも、ブラックボックス化したシステムは、データ活用のための次のステップに移行する際の障害となっています。また、同レポートでは、技術の陳腐化や運用/管理ができる人材の減少の問題も指摘しています。

dx1.png出典:経済産業省(2018)「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」

システム導入におけるリードタイムや、運用を軌道に乗せるまでの時間を考えると、タイムリミットは目前です。ここからは、2025年の崖を乗り越えるために、インサイトテクノロジーが提供するデータ活用へのアプローチを、取り扱い製品も交えてご紹介いたします。

データ分析環境を整える

データ活用にあたって、目下の目標は、現在持っている既存データをビジネス上での意思決定に利用できるようにすることだと考えます。つまり既存データの分析をする環境を整えることです。
理想は、基幹系システムと情報系システムを一体で考え、業務システムの運用からデータ分析までを考慮した、新たなシステムに刷新することが望ましいとは思いますが、今すぐにこれができる企業は稀でしょう。特に、これまで様々なシステムを構築し、積極的にIT投資を行って企業ほど、システムの刷新は難しくなります。また、現代のビジネスが常に変わりゆくものだとすると、従来のようなウォーターフォール型での大規模な刷新では、変化に対応することが難しく、将来的に、新たな崖を生でしまう可能性もあります。

そこで、インサイトテクノロジーは、Qlik社のQlik Replicateを利用して、分析基盤を既存システムから外だしすることを提案します。これによって、既存のシステムへのこれまでの投資と独立性を守りつつ、ビジネス状況の変化に対応したデータ分析環境を構築することができます。
Qlik Replicateは名前のとおり、レプリケーションツールです。特徴は独自のCDC(Change Data Capture)技術でリアルタイム性の高いデータ取り込みを実現します。また、GUIによる設定方法は直感的で、運用者が経験豊富な熟練のスペシャリストでなくても十分に運用可能です。
分析用にデータベース(DB)をもう1つ用意しなければならないというコストは発生しますが、取り込み元DB(ソース)と送り先DB(ターゲット)は主要なDBをすべて網羅しており、異種間を含むほとんどの組み合わせに対応します。そのため、用途に最適なDBやコストを重視した構成を選ぶことが可能です。

データ分析環境が整ってくると、次はより多くのデータを分析するために、データウェアハウス(DWH)やデータレイクの導入も視野に入ります。これには同じくQlik社のQlik Compose for Data WarehousesやQlik Compose for Data Lakesが利用できます。データの取り込みにはQlik Replicateが利用されるため、柔軟でリアルタイム性の高いデータ取り込みが可能です。

Qlik Composeの特徴は前述のリアルタイム性の高さだけでなく、プロセスの自動化と、各工程からコーディングを排除することによる高い運用の可用性にあります。前者は管理のために必要な時間とリソースを削減し、プロジェクトが価値を生み出すまでの時間を大幅に短縮します。
後者はGUIによる設定方法を採用することで容易な設定(変更)を実現します。これには2つの大きなメリットがあり、1つは作業を一般化できるため、必ずしもスペシャリストを用意する必要がないことです。昨今の人材不足を考えるとこれだけでも大きなメリットと考えられます。もう1つは、容易に変更できるため、新たなデータの取り込みや分析がしやすいということです。特に通常のDWHの運用では設計から実践投入するまでにかなりの時間がかかるため、新しく分析するデータがほしい場合に、すぐに用意できないことが課題として挙げられますが、Qlik Composeはこれを解決します。
以上がデータ分析をするための環境構築についての提案です。

DXにおけるシステム開発環境へのアプローチ

次に考慮すべきは、常に新たなデータを生かした、ITシステムを迅速に開発し、展開するための環境作りです。市場が変化すればそれに伴い必要となるITシステムも変化します。求められるのは、迅速に繰り返しシステム開発のライフサイクルを回せる開発環境の構築です。ここで肝となるのは、開発におけるテストデータの調達です。如何に早く調達できるかが開発のスピードに関わり、どれだけ信頼性の高いデータ(実データが理想)を用意できるかが、システムの質に直結します。

これに対して、インサイトテクノロジーはDelphix社のDelphixという製品を提案します。Delphixはデータベース(DB)の仮想化を実現し、物理データサイズを気にせずに本番と同じデータが安全に使えるようになります。
特筆すべきはデータ配布プロセスの簡易化ができることです。Delphixを導入することで、既存システムにおける各管理者の手を煩わせることなく、簡単にデータを複製することができます。当然、各管理者の承認工程や作業時間も短縮できるため、リードタイムが短くなります。場合によっては数日から数週間の待ち時間が十数分で最新データ環境が用意できます。さらにデータ複製後は担当者レベルで、ある時点をブックマーク、ブランチコピーの作成、リストアを自由に行うことが可能です。

ビジネスが変化すれば、データが変わり、それを処理するシステムも相応の速度で進化していかなければなりません。Delphixはシステム開発の観点からDXを加速することができます。

以上で、インサイトテクノロジーが提供するデータ活用へのアプローチと題した紹介も終わりになりますが、皆さんが気になる点はありましたでしょうか。データ活用の観点からの説明でしたので、まだまだ紹介したい機能もたくさん残っています。是非1度製品ページをご覧になってください。

本日紹介した製品は全て海外の製品でしたが、データ活用に関しては海外の方が先進的であり、DXレポートにあるように、日本は後進国です。そんな先進国で活躍するトップ製品をインサイトテクノロジーはいち早く取り扱い、そしてサポートしてきた実績があります。また、そのノウハウは自社製品にも盛り込まれています。特にデータベースが絡んだ内容に関しては他社には負けないことを自負しておりますので、お気軽に相談いただければと思います。

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