Insight Technology

2021.07.13

製造業/金融業/公共機関事例集紹介|Qlik Replicate™によるリアルタイムのデータ分析の実現

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!インサイトテクノロジーマーケティング本部です。

企業の事業拡大やDX化した新サービスの展開などによって、ますます増えつつあるデータの統合が必要となり、一部の特定業務で常に最新データの利用が必要となる場合もあります。こうしたマルチデータベース間のリアルタイムデータ統合・分析を実現するために、多くの企業がQlik Replicate™を導入しています。本日は、各業界(製造業/金融業/公共機関)におけるQlik Replicateの活用事例をご紹介したいと思います。

製造業:Ford Motor Company

導入背景

Ford社は、全世界に約50工場、約20万人の社員を誇る自動車メーカーです。使用するデータ環境は、レガシーなメインフレームから最新のデータベースサーバーまで多岐にわたり、アプリケーションの数は4,000以上、データウェアハウスの数は200以上に上ります。地域、組織によって分散されたデータをお互いに遅延無く連携させることが必要となっていました。また、散在するデータの分析遅延が機会損失の原因となり、より競争力のある高度な分析機能を開発する必要もありました。

導入結果

Qlik Replicateをシステムに採用し、従来システムに比較して年間1億円のシステム運用費用を削減することができました。以下のことも実現できました。

  • 最小時間でのデータ統合
  • グローバルな分析データを中央集中化
  • リアルタイムで分析データの可視化

より詳しいFord社の事例をご覧になりたい方は、下記ボタンよりダウンロードしてください。

ダウンロードボタン.png

金融業:Zurich Insurance Company Ltd.(チューリッヒ保険会社)

導入背景

チューリッヒ保険会社は、1872年にスイス連邦チューリッヒ州を拠点に設立され、現在日本を含む世界215以上の国と地域で保険商品・サービスを幅広く展開しています。同社ではプロセス改善のために、有効証券請求時にリアルタイムに情報を手に入れることが必要とされていました。また、プロセス改善には日常的な検索が必要とされ、メインフレームとWintelプラットフォームの双方で構成される、5つのポリシー管理システムから機能検索をしていました。

問合せ処理システムと基幹システムを分離するために、常にアクセス可能な基幹システムデータベースと、問合せ処理用データベースのコピーが必要でした。コピーされたデータベースは、可能な限りリアルタイムに同期する必要がありました。

導入結果

検討の結果、Qlik Replicateを採用し、メインフレームから問合せ処理システム上にコピーされたデータベースへ変更ログを適用し、リアルタイムに同期することが可能となりました。

より詳しいチューリッヒ保険会社の事例をご覧になりたい方は、下記ボタンよりダウンロードしてください。

ダウンロードボタン.png

公共機関:マカオ保安部隊事務局

導入背景

マカオ保安部隊事務局は、警察、消防、移民局の法執行など、公共の安全と秩序の維持といった政府活動を担当しています。法律、人事、物流、財務管理、通信などの多種多様なデータを保有するため、安全で堅牢なシステムを必要としています。マカオ保安部隊事務局はHP NonStop SQL/MPIBM AS/400 DB2という独自インターフェースを持つデータベースを標準的なオープンインターフェースを持つMicrosoft SQL Serverへ連携することを計画しました。

しかし、バッチ処理でデータ連携を行うとCPUやネットワークといったリソースの大きな負荷となり、データの反映にも時間かかってしまいます。そのため、リアルタイムでソースDBに負荷をかけずにデータ連携を実現させる必要がありました。

導入結果

Qlik Replicateを採用することで以下を実現できるようになりました。

  • 履歴データをリアルタイムでシステムから転送
  • マルチシステムのデータ転送の効率を向上
  • HP NonStop SQL/MPからライブデータをリアルタイム分析

より詳しいマカオ保安部隊事務局の事例をご覧になりたい方は、下記ボタンよりダウンロードしてください。

ダウンロードボタン.png

ページトップへ