事例紹介|Poly-Wood|ビジネスの継続的な成長を支援するためにデータウェアハウスの作成を合理化
こんにちは!インサイトテクノロジーマーケティング本部です。
企業が成長するにつれて、情報に基づく意思決定にはデータが重要であることが益々分かってきました。しかし、膨大なデータウェアハウスにアクセスするために指定されたツールや独自開発のツールしか使用できず、データ活用に大きな制限となる問題があります。屋外用家具製造業者のPoly-Wood社もこの問題に直面し、自社で選択したツールを使ってデータウェアハウス環境全体の情報にアクセスできる汎用ソリューションを求めていました。
今回は、Poly-Wood社がQlik Compose™️ for Data Warehousesを導入して、ERPシステム、自社システム、 CRMシステム、そして、地理空間データを統合したケースをご紹介します。ビジネスの継続的な成長を支援するために、データウェアハウスの構築を自動化したい、または合理的に作成したい方にご参考になれればと思います。
導入背景
Poly-Wood社は、最もリサイクルしやすいプラスチックの1つである高密度ポリエチレンから作られた高品質POLYWOOD材を使って屋外用家具を製造しています。同社の目標は、顧客が求める高品質な製品をタイムリーに提供することです。このビジョン達成を目指し、Poly-Wood社は、最新技術と効率的な製造プロセス、つまり、無駄な流れを最小限に抑え、製品を迅速かつ正確に生産するための技術とプロセスを開発しました。
そこでPoly-Wood社は、データ主導型の意思決定をサポートするために、BI、アナリティクス、エンタープライズデータモデリングなどのデータウェアハウスプロジェクトを開始しました。同社が求めていたのは、Sage ERPシステムだけでなく、内部システム、Podio CRMシステムのデータ、そして、サードパーティベンダーからの地理空間データを統合することでした。ERPシステムと内部システムではリレーショナルデータベース(それぞれ SQL ServerとMySQL)が使用されていますが、他のデータソースは非構造化XML およびExcel形式となります。
最初のステップとして、データウェアハウスの自動化ソフトウェアの評価を開始しました。いくつかの製品を評価した結果、使いやすさが決め手となり、Poly-Wood社はQlik Composeを導入することにしました。
導入後の運用環境
Qlik Composeを導入した理由の一つとして、「データに関するインサイトと、それがどのように使用されるかを提供するモデルベースのアプローチが気に入りました」とPoly-Wood 社のソフトウェアおよびデータアーキテクトのValencourt氏は言います。
また、Qlik Composeを使用すると、他のBIソリューションでは数日かかっていたデータマート作成作業が、1日で完了できました。この成功により、Valencourt氏と彼のチームは、他のプロジェクトに時間を費やせるようになりました。Poly-Wood社の将来に向け、データウェアハウス作成を効率化することも非常に重要となるでしょう。
まとめ
導入製品 | |
導入背景 | Poly-Wood社が求めていたのは、さまざまなアナリティクスツールに対応し、従業員がデータ主導型の意思決定を行えるようにする、汎用データウェアハウスおよびビジネスインテリジェンスソリューションでした。 |
導入効果 | 1) ERPシステムや自社システムだけでなく、Podio CRMシステムのデータ、そして、サードパーティベンダーからの地理空間データを統合しました。
2) データウェアハウスを自動化することによって作業時間を減らし、将来に向けて新たな側面の分析ができるようになりました。 |
ここまで紹介していた内容のほか、本事例資料にはPoly-Wood社が製品選別時の経緯や導入後の効果について詳しく紹介しておりますので、ぜひ下記ボタンよりダウンロードしてご一読ください!