Insight Technology

2021.04.14

事例紹介|電算システム|Insight Database Testingで膨大な手間となるSQL検証を自動化し迅速化にする

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こんにちは!インサイトテクノロジーマーケティング本部です。

企業ではクラウド移行を機に、商用データベースから脱しオープンソースベースのデータベースへ移行する例がだんだん増えています。その際に、移行にどれくらい手間がかかるかが多くの企業にとって課題となっています。SI企業の電算システム様では、データベース移行のアセスメント調査にInsight Database Testingを活用し、アプリケーションが生成する数千本規模のSQLを本番環境に負荷を与えることなく抽出し、移行先データベースでの稼働可否のチェックを迅速に実施しました。その結果、短期間で、精度の高いデータベース移行の工数見積りの作成を実現できました。

本日は、電算システム様のInsight Database Testing活用事例を紹介させていただきたいと思います。データベース/クラウド移行時に膨大な移行工数やコストの算出に課題を感じる方は、ぜひ本事例をご一読ください。

データベース移行の手間とコストを事前に明らかにしたい

独立系IT企業の電算システムは、データ入力、集計など一貫した情報処理サービスを提供するBPO事業、システム構築を担うSI 事業、自社開発ソフトウェア、周辺機器、サプライ用品などの商品販売事業を展開しています。主力事業の1つであるSI事業では、既存のオンプレミスシステムのクラウド化をサポートする機会が増えており、その際に課題となるのが、データベースの移行となります。

例えば、クラウド移行を機にOracle DatabaseをオープンソースPostgreSQLベースのデータベースに移行し、ライセンスコストを下げたいケースが結構あります。しかしそのまま移行しても、全てのSQLが正常に動くわけではありません。どのくらい動かないかは、実際に移行作業を実施しないと詳細には分からないし、動かない部分がはっきりしなければ、改修するための手間や移行コストの算出も難しいです。そのため、移行前に、どれくらい手間がかかるかを明らかにする必要がありました。それはInsight Database Testingが検討に入ったきっかけと背景になりました。

人手では膨大な手間となるSQLの抽出を自動化し迅速に稼働をチェック

電算システムの顧客である中古車オークションビジネスを展開する企業では、ITインフラの効率化のためにオークション・システムのクラウド化を検討していました。しかし、オークション・システムでは、アプリケーションから膨大なSQLが生成、発行されており、それらが移行後に動くかを11本確認するのは現実的ではなかったため、既にデータベース監査ツールのPISOを利用している顧客から「Insight Database Testing」が紹介されました。採用した結果、SQLのエラー内容、エラー率などを把握し、どのようなSQLの改修が必要かを明らかにすることで移行に必要な工数を算出しました。また、これらの結果から詳細な見積りを作成し、1ヶ月という短期間で顧客に提示できました。

まとめ

導入製品

Insight Database Testing

導入背景 データベース移行前に、どれぐらいの手間や移行コストを事前に算出したいですが、人手では膨大なSQLを1本1本確認するのは現実ではない。
導入効果 本番環境を止めずに負荷なくSQLを抽出し、かなり高い精度でエラーを検出した。テストを自動化および迅速化にすることで、短期間で移行コストを算出した。

電算システム様がInsight Database Testingを導入した背景と効果は上記でまとめておりますが、事例資料にはこちらで紹介されていない内容(選定の理由、活用方法、数値ベースの結果および他社からの評価など)を含めております。ぜひこちらからダウンロードしてご一読ください。

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