db tech showcase 2023を今年も開催します!
なんと今年で早くも12年目となったdb tech showcaseですが、ここ数年はコロナ禍により制約のある中での開催が続いていました。2021年はフルオンライン形式で、2022年も一部のみオフラインのハイブリッド形式での開催でしたが、今年はようやくフルオフラインでの開催が叶いました。後日アーカイブ配信は行いますが、当日会場でしか聞くことができないセッションもあります。そのようなアーカイブ配信のないセッションには「理由」がありますので、ぜひ会場まで足を運んでほしいと思います。
今年はフルオフライン開催ということもあり、「ベルサール六本木グランドカンファレンスセンター」という大きめの会場を選定しました。開催日数は例年同様の3日間、セッション数も約100セッションとなります。
今回、ギリギリまでハイブリッド開催かオフライン開催かで迷いました。しかし、初心に帰って考えてみると、すぐに答えが出ました。db tech showcaseの原点、それは、トップデータ技術者と直接出会いコミュニケーションを取ることです。どんなに技術が進み、オンライン環境が整えられたとしても、オフラインでなければ感じとれないことがあるはずです。
本ブログでも何回か書いているように、Face-to-Faceで会話をすることでさまざまな情報が得られます。これは少人数の集まりに限らず、セッションでも同じなのです。皆さんも、登壇している講師の方が参加者の反応を見て話し方を変えたり、説明の深さを変えたりしているのを感じた経験があると思います。
ですが、オンライン講演では参加者の反応が見えないので、事前に用意した台本通りに話すだけということも少なくありません。また、登壇者が何度も練習して上手に話せたものを録画して配信している場合さえあります。そうすると、いわゆるライブ感が無くなり一方通行となってしまいます。これでは、YouTubeチャンネルを見ているのとあまり変わりませんね。最近、YouTubeでもライブ配信されることが多くなってきたのは、このライブ感を配信者サイドも視聴者サイドも感じたいからだと思います。
いつもと同じく、今年のdb tech showcaseも「No Sales Talk」をコンセプトにしているにも関わらず、DIAMONDスポンサーとしてGoogle Cloud Platform様、Microsoft様、PLATINUMスポンサーとしてAmazon Web Services様、Oracle様、PingCAP様、Qlik様など、計29社からご協賛をいただきました。スポンサー各社のセッションでは自社プロダクトやサービスの「Technology」を中心に語っていただく予定です。これは、グローバルでも先例がないと弊社のアレン会長も言うように、コンペティターである各社が同一イベントに参加するという奇跡のような場になるでしょう。
db tech showcaceの「db」はイコール「database」です。初開催から今や12年が経過しましたが、セッションの内容はデータベーステクノロジー中心からクラウドやデータマネージメント、AI/機械学習など様々なテーマまでと、幅が広くなりました。社内でも「db tech showcaseじゃなくてdata tech showcaseに変えたほうが良いんじゃないか?」という意見も出るくらいです。しかし、インサイトテクノロジーの原点はデータベースであるということで、dbの名称で継続することにしました。とはいえ、私たちインサイトテクノロジー自身はデータベースに囚われるつもりはありません。自社製品を見ても、データベースだけをターゲットとしたプロダクトだったものがAI/機械学習を取り入れるようになりましたし、ターゲットとするファイル(テキスト、Office、PDF)も範囲を拡大しています。
私が登壇するオープニングセッション(セッションID:H1)では、db tech showcaseで取り扱うテクノロジーの変遷とともにインサイトテクノロジーの変化についてご紹介する予定です。また、ゼロからセキュリティ製品を開発し、一部上場まで果たした経験を持つ弊社の開発責任者(CDO)である高𫞎取締役との対談形式で、この変化の理由や今後のデータテクノロジーの方向性についてもお話したいと考えております。
今年は、会場で皆さんとお会いできるのをとても楽しみにしています。ぜひご来場ください!
db tech showcase 2023の詳細およびお申し込みは以下URLよりご覧ください。
https://www.db-tech-showcase.com/2023/