ChatGPTとの共同ブログ執筆体験(その2)

前回ブログのChatGPTに関するテーマに続いて、今回は、シンギュラリティについて考えてみたいと思います。

「シンギュラリティ」という言葉をご存じでしょうか?
私がこの言葉を初めて聞いたのは、2017年に札幌で開催したdb analytics showcaseだったと記憶しています。確か、AI関連のセッションの中でシンギュラリティの実現についてお話された方がいました。
シンギュラリティについて、今回もChatGPTに聞いてみました。

質問:シンギュラリティって何ですか?

ChatGPT
シンギュラリティとは、人工知能やロボット技術の進歩が加速し、人工知能が人間を超越して自己進化を続け、人間と機械の区別が曖昧になる未来を指します。
この概念は、米国の技術者・著作家であるレイ・カーツワイルが提唱し、その後、科学者や技術者、哲学者、社会学者などの間で議論されるようになりました。シンギュラリティが実現すると、人間は生物から機械へと進化することになり、現在の社会や文明が大きく変化するとされています。
具体的には、人工知能が自己学習し、高度な問題を解決することが可能になることで、医療やエネルギー、自動運転などの分野での革新が期待されます。また、シンギュラリティの到来によって、人間の仕事や価値観、人間同士の関係性が変化し、社会や文化、倫理観などにも大きな影響を及ぼすとされています。
ただし、シンギュラリティがいつ起こるのかについては、科学者や専門家の間でも意見が分かれており、現在の人工知能技術の限界や、倫理的な問題などによって実現が遅れる可能性もあります。

皆さんも感じられているように、IT能力(計算能力・容量・帯域幅など)は指数関数的に成長しています。これらをAIなどのテクノロジーと合わせることで、人間の脳の働きをリバースエンジニアリングすることができるようになり、あと10年や15年のうちに人間の脳におけるすべての領域がどう働くかが解析され、シミュレーションできるようになると言われています。
ChatGPTのようなサービスが登場すると、シンギュラリティの実現が近づいていると思わされます。実際にChatGPTとやりとりしていると、相手がコンピュータであることを忘れてしまいそうですね。
もうすぐ、機械(人工知能)が人間の「知的活動」と同等もしくは、それと区別がつかないほどであるかを確かめるためのチューリングテスト(Turing Test)に合格できるようになり、コンピュータの知識が生物である人間の知能と区別が付かなくなるかもしれません。

シンギュラリティの実現について、2016年に発行されたレイ・カーツワイルの本には2045年になるという話がありますが、最近では、もしかすると2030年代には実現されるといったように予測も前倒しされてきました。AIは危険だという最近話題の意見も近い未来に現実になるかもしれません。
AIの危険性を回避する必要がありますが、AIがまだ人間から学習している今は、その答えは人間にあると思います。全て効率だけを考えて答えを求めるのではなく、「正しい論理」をAIに持たせるのがこれからの課題ではないかと思います。
AIにもガバナンスを効かせることがきっと重要になるのでしょう。

「ChatGPTとの共同ブログ執筆体験(その1)」は以下URLよりご覧ください。
https://www.insight-tec.com/ceo-blog/20230524/

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