2023年、あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!
2023年がスタートしました。会社の会計年度の切り替わりは4月になりますが、やはりカレンダーが1年進むと新たな気持ちになりますね。

コロナ禍が始まってもう3年経過しましたが、感染者数はまだ多いものの、街の人出はコロナ禍前と同程度に戻っているように思います。日本ではワクチン接種が諸外国よりも速く進み、重症化率も下がりました。ワールドカップや大リーグなどの中継を見ていると、海外ではマスクをしている人はもうほぼいませんよね。それに対して日本人は、政府が外出時にはマスク不要としているにも関わらず、ほぼ全員がマスクをしています。これは、真面目とか他者と異なることをしないとか色々な話がありますが、どれも当たっていて、日本人の良いところでもあると思います。

昨今では、コロナ禍で広まったリモート勤務を見直され、特にイーロン・マスクが関わる企業を始めとする海外の多くのIT企業では、出社勤務へ切り替える動きが多く出てきました。リモート勤務で生産性が上がるという従業員が日本を含めて世界的にも多くいる一方で、生産性が下がると回答した従業員も実に多く、その割合が日本だけ断トツに多いそうです。

この要因の1つに雇用形態があると思います。2023年1月1日の日経新聞に日立が全グループ37万人を「ジョブ型」雇用を適用するとのニュースがありました。従来の日本流の雇用は、「メンバーシップ型」と呼ばれていて、職務内容を限定せずに採用し、長期に渡って雇用を保障し、年功や職位に応じて賃金をアップさせていく雇用形態です。よく言われる「年功序列」といったものです。
一方で、「ジョブ型」は企業が必要とする仕事・役割に見合った能力を持つ人を採用し、職務内容を細部まで決めて仕事に応じた賃金を支払う雇用形態です。雇用される人はその定義された仕事に専念し、成果を上げればよいことになります。担当の仕事が会社で無くなってしまうと雇用契約も打ち切られることもあり得ます。
海外では、ジョブ型が普通なのでリモートワークでも自律的に仕事を進めやすいです。日本のようなメンバーシップ型では、曖昧な指示形態や評価基準でリモートワークでは仕事内容が明確になりにくいのは否めません。ジョブ型の海外でもリモートワークのマイナス点が語られるようになると、メンバーシップ型の日本ではなおさらマイナス点が目立つような気がします。

個人的には、育成という面でメンバーシップ型は良い面も多くあるので悪い雇用形態ではないと思いますが、リモートワークとは相性が良くないところもあると思います。
2023年は、コロナ禍が落ち着き、働き方も変化するのではないかと推測しています。リモートワークとオフィスワーク、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用など色々と組み合わせて日本人に合った働き方が進むと良いと思います。

この新たな2023年に、どのような変化があるかを楽しみ、受け入れながら前向きに進んで行きましょう。

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