森田流の「人との付き合い方」

今回は、自分の人との付き合い方について書いてみたいと思います。

私は立場上、多くの方々と関わることがあり、お酒の席のお付き合いも多くありました。「ありました」と過去形で書いているのは、ご多分に漏れず、コロナの影響でした。ここ2年ほどは、色々な方々と飲食する機会が大幅に減ってしまいましたが、やっと最近は再開できそうです。

私は、特定の方と短期間に何度もお会いすることはありません。なぜかというと、非常に多くの方と長くお付き合いしていくということを大事にしているからです。前回のブログで書きましたが、システム開発プロジェクトは半年〜数年かかります。その間に仕事で非常に濃いお付き合いをする仲間ができます。プロジェクトがカットオーバーしてしまうと、当然濃いお付き合いをしていた方々とお別れしてしまうことになります。しかし、そういった方々とプロジェクト終了後も定期的に会って近況を報告したり、昔話をしたりするのは、とても楽しい時間です。古い方ですと、20年、30年も定期的にお会いし続けている方もいます。その関係が仕事に繋がることももちろんありますが、それを目的にお付き合いしているわけではないので、長く続いているのだと思います。

定期的に会うといっても、年に1回という人が多く、数年に1回という人もいます。普通は「またお会いしましょう」と言ってそれっきり会わないことがほとんどだと思いますが、私は、その「また会いましょう」を実践しています。
ほとんどの方は、「またお会いしましょう」という気持ちは持っているものの、そのきっかけがないだけだと思います。会う場を設定するのは、スケジュール調整もしないといけませんし、面倒ですよね。私がこのような長期間のお付き合いを続けられるのは、ITの進歩のおかげもあると思います。ちょうど、30年位前から電子メールが普及し、FacebookやLINE、Slackなど人と人を繋ぐサービスが次々と現れて、連絡やスケジュール調整などが非常に楽になりました。手紙や電話しかなかった時代と比較すると、特に複数の人との連絡は大変楽になりました。時々、Facebookでは付き合いが途切れていた人から連絡をもらえたりするのもありますので、嬉しいですね。

このようなツールは、会わなくてもコミュニケーションができることがメリットですが、私は直接会うためにも使っています。仕事上でFace to Faceでのコミュニケーションは「雑談」が入ってしまいがちのため非効率だと言う人もいますが、リモート飲み会よりも対面で雑談することが、人間関係を深く、スムーズにするのは間違いありません。
面倒ですし時間もお金も使ってしまいますが、普段の生活も仕事も一人では成り立たないのが人間です。お付き合いしている人の「住んでいるところ」「家族構成」「趣味」「好きな食べ物・嫌いな食べ物」などの一見無駄に見える情報こそが、人間関係を築く上では重要な情報になります。仕事もスムーズに進めますし、新たな仕事に結び付くことも多くあります。

まあ、いつもそんな高度なことを考えて人と付き合っているわけもなく、ただ「楽しい>面倒」なので実践しているだけです。基本的に「飲み会」や「ゴルフ」などが予定に入っていないと仕事のモチベーションが上がらないので、無理矢理にでも入れるようにしています。私の場合、金曜日よりも月曜日の方が疲れていることが多いのが難点ですが・・・。
SNSツールを嫌う人もいますが、ツールを使ってF2F(Face to Face)コミュニケーションに結びつけることで長く人との付き合いを続けるのが、私流の「付き合い方」です。

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