森田俊哉のデータは力なり

株式会社インサイトテクノロジー 
代表取締役社長 CEO

森田 俊哉
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db tech showcase 2021後記

db tech showcase 2021が終了しました。
残念ながら今年もONLINE開催となってしまいましたが、ご視聴頂きました皆様ありがとうございました。
オープニングセッションでもお話ししましたが、db tech showcaseは2012年から開催しており今年で10周年になりました。また、db tech showcaseから派生したイベントであるdb tech showcase OSS / db tech showcase Worldwide / db analytics showcaseなどなどを合わせると20回目という節目にあたります。
参加登録者も約1,500名と過去最高を記録し、スポンサー様も26社、紹介したテクノロジーも42と最高の数となり、オンラインでも大変盛り上がりました。

ご来場いただいた皆さんからのアンケートによると、毎年使用経験のあるDBのTOP4は、Oracle / SQL Server / PostgreSQL / MySQLとなり、アンケート集計を始めてから7年間変化がありません。このようなメジャーなRDBMS関連のセッションが、パブリッククラウドベンダーが提供するDBaaS(データベースサービス)を含めると最も多くなっています。
しかしながら、db tech showcaseといえば最新データマネージメントテクノロジーが毎年入れ替わりながら紹介されるのも特色です。今までも大容量のデータを高速に処理を行うテクノロジーが紹介されることが多くありました。

今年初めてdb tech showcaseで紹介することのできたテクノロジーとしては、TiDBという分散SQLデータベースがありました。
現時点では、インサイトテクノロジーはTiDBのディストリビューターではありませんが、セッションがとても面白かったので是非チェックしてみてください。(本文の最後にアーカイブ視聴方法があります。)

TiDBは、MySQL互換の分散SQLデータベースでHTAP(Hybrid Transaction/Analytical Processing)データベースであると紹介されていました。
HTAPは、数年前に少し話題になったような気がしますが、バズワードにまではなりませんでした。簡単に説明するとOLTP(トランザクション処理)とOLAP(分析処理)を同じデータベースで実現するというコンセプトです。通常であれば分析系データベースとトランザクション処理を行うデータベースは、それぞれ別に設けるという形が一般的になっていて、HTAPデータベースとして紹介されたもので成功したものはなかったように思います。
しかしながら、事例として紹介されたPayPayは、TiDBでHTAPを実現した話で興味深いものでした。

また、TiDBは、中国で開発されたデータベースということですが、世界中が欧米の有名ソフトウェア企業に席巻されている中、中国は自国開発の企業も活躍している数少ない国になっています。db tech showcase 2021は、会場で生配信されたセッションも数多くあり、登壇者と少しだけ情報交換する中で、現在中国ではMySQLから派生したデータベースが多数作られているという話を聞きました。
日本では、欧米で開発されたソフトウェアやサービスで溢れていますが、日本からもこのような面白いソフトウェアが登場してほしいと願っています。

インサイトテクノロジーは、日本では数少なくなってしまった独自で企画・開発をして展開している企業の一つですが、欧米や中国のソフトウェア会社のようにグローバルで使ってもらえるような製品・サービスを産み出したいと考えています。

db tech showcaseは、来年こそオフライン開催で、皆さんと対面でお会いしたいと思います。楽しみにしていてください!

12月1日よりアーカイブ動画・資料が公開されています。
すでにご登録いただいている方は、以下視聴ページよりアクセスしてください。
https://enavle.com/webinar/loginform/TvkwJoawl5Dy
未登録でアーカイブ視聴したい方は、以下登録ページより「アーカイブ視聴用」のチケットをお申し込みください。
https://eventregist.com/e/TvkwJoawl5Dy

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