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株式会社インサイトテクノロジー 
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森田 俊哉
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月に手を伸ばせ、たとえ届かなくても

座右の銘とは、「いつも自分の身近に書き記して自分の戒めとする言葉」とあります。
自分が大切にしている格言となると「七転び八起き」なんていう昔から言われている言葉が一般的だと思いますが、私が大切にしている言葉は、

Reach for the moon, even if we can't.

直訳すると「月に手を伸ばせ、たとえ届かなくても」となります。
この言葉は、1980年代に活躍したパンクロックバンドThe ClashというバンドのリーダーだったJoe Strummerの言葉です。
パンクロックももはや古い言葉になってしまいましたが、Sex Pistolsというバンドも有名でした。私は、洋楽特にブリティッシュロックが好きで、プログレからハードロックまでレコードとCDで1000枚くらい今でも保有しています。

話が逸れましたが、The Clashというバンドは、アメリカの音楽雑誌『ローリングストーン』で1980年代の最高アルバムとして選出された2枚組の傑作『ロンドン・コーリング』を、イギリスではLP1枚の価格で発売しました。これは、できるだけ多くのファンに自分たちの音楽を届けたいという意向で実現したものです。日本でも1枚に近い価格で販売されました。当然儲けたいレコード会社と揉めてバンドが利益を取らない形で落ち着いたと記憶しています。常に体制と戦い、儲けるために音楽をやっているんじゃないという、本当に硬派で格好良いバンドでした。

Joe Strummerは、「たとえ月に手が届かなくても月に手をのばせっていうのが俺の信条なんだ。やらないよりもよっぽどマシだよ。」
と言ったそうです。可能性がゼロでもやってみる。もの凄くクールだと当時大学生だった私は感銘を受けました。
就職してからも心のどこかにこの言葉があって、自分の判断基準に影響しています。

また、Joe Strummerはファンに対して非常に献身的だったと言われています。ライブ終了後、彼は周囲に集まるファン一人一人に対してサインをし、声をかけ終わるまでその場を立ち去らなかったと言われており、時に数時間かかることもあったといいます。1982年のクラッシュ来日時には、ファンからのプレゼントがかなりの量になったが捨てるに忍びなく、多額の超過手荷物料金を払ってツアーの次の目的地であるニュージーランドまで全部持って行ったそうです。82年の新宿厚生年金会館で行われたコンサートには私も行きました。正直演奏は下手くそでしたが、もの凄い盛り上がりに持ち物がぐちゃぐちゃになってしまいました。

当時、全ての曲を聴きこんでいた私にも「これは、どの曲なのか?」とわからないような状況でしたが、目の前に彼がいるということに感動したことを覚えています。
お金儲けもそこそこにファン(顧客)をもの凄く大事にする!格好良くないですか?
残念ながら彼は、2002年に先天性の心疾患で50歳という若さで亡くなりました。
Joe Strummerは、私が考える「ロック」な生き方を実行した憧れの存在でもあります。

「ジョーストラマー 名言」で調べてもらうと他にもたくさん出てくるので、是非調べてみてください。

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