事例紹介|ネットプロテクションズ|Insight Database Testingでテストの網羅性を向上し、テスト工数を大きく削減
こんにちは!インサイトテクノロジーマーケティング本部です。
ビジネスが順調に拡大する中、株式会社ネットプロテクションズはOracle Databaseの性能の問題に直面していました。これを解決するためインサイトテクノロジーにパフォーマンス・チューニングのサポートを依頼しましたが、さらにInsight Qubeも導入し、データベース・システムのインフラを刷新しました。これにより従来の10 倍以上の性能向上を実現しました。そして、2020年にはInsight Qubeを更新し、さらなる性能の向上と安定稼働を実現。またInsight Database Testingを活用し、移行後の環境でのテスト工数を大幅に削減しました。
本日は、ネットプロテクションズ様がInsight Database Testingを導入するまでの経緯および活用方法などについてご紹介させていただきたいと思います。
Oracle Databaseの性能問題をインサイトテクノロジーが解決
ネットプロテクションズ様は、ECサイトなどに決済手段の「NP後払い」を提供されています。このサービスは、クレジットカードも口座登録も不要で、誰でも気軽にコンビニ払いが利用できる、リスク保証型の後払い決済サービスです。API 連携で簡単にEC サイトに組み込め、既に4 万社以上に導入されています。ネットプロテクションズ様では、NP後払いに加え訪問型サービス向けのNP後払いair、BtoB向けのNP 掛け払い、会員向け決済のatoneなどのサービスも展開しており、2002年のサービス提供開始以来ビジネスは順調に拡大されています。
ビジネスが拡大する中、「与信周りのIT システムの処理で、性能が足りなくなる問題が発生していました」と言うのは、ネットプロテクションズ ビジネスアーキテクトグループ基盤チームの本橋 忠久氏でした。処理性能の向上のために、利用していたOracle Database のパフォーマンス・チューニングについて相談したのがインサイトテクノロジーとの付き合いの始まりでした。当初は単発でパフォーマンス・チューニングのサポートを依頼し、その後2010 年からは定期的なコンサルティングサービス契約を締結し、性能劣化を事前に防ぐ診断などを定期的に実施してきました。
さらに2014年に新たなデータベース・システムのインフラとしてInsight Qubeを導入し、その後のビジネス拡大の中、サービス停止につながる大きなトラブルは発生していませんでした。2020年にはInsight Qubeの更新時期を迎え、更新先として他社製品も検討したが、これまでの安定性に対する実績とコスト効率の高さご評価いただき、Insight Qubeの後継バージョンの採用をお決め頂きました。
Insight Database Testingで移行時の網羅的なテスト工数を大きく削減
今回の更新では、プラットフォームだけでなくOracle Databaseのメジャーバージョンのアップも行いました。このバージョンアップについても、インサイトテクノロジーとのコンサルティングサービスで支援させて頂きました。本橋氏は移行そのものについて大きな心配はしていなかったが、「移行後の環境で、以前と同じように動くかを確認したいと考えていました。そのためにInsight Database Testingを活用し、網羅的なテストを実施することにしました」と述べていらっしゃいます。
「本番運用のさまざまな条件下では、クエリも多様なものが発行されます。それを人手で集めて実行するのは現実的ではありません。Insight Database Testingであれば、本番で実際に動いているクエリを収集して利用できるので、テストの網羅性はかなり高くなります。」
株式会社ネットプロテクションズ ビジネスアーキテクトグループ 基盤チーム 本橋 忠久 氏
まとめ
導入製品 | |
導入背景 |
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導入効果 | 本番で実際に動いているクエリを1時間ごとに収集し利用できるので、テストの網羅性はかなり高くなり、テストの自動化を実現し、人的工数を削減した。 |
ネットプロテクションズ様がInsight Database Testingを導入した背景と効果は上記でまとめております。Insight Database Testingの活用方法、導入効果の詳細および導入アーキテクチャについて知りたい方は、ぜひ事例をこちらよりダウンロードしてご一読ください。