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監視機能






最適なしきい値を自動算出

PI5では、自動しきい値設定機能がサポートされています。 自動しきい値は"データベースバッファのヒット率"のように明示的に設定する事ができる(設定しやすい)項目とできない項目、例えば"物理読 み込みブロック数"の異常な上昇を検出したい場合など、があります。 もちろん、上記の例の"物理読み込みブロック数"についてサイトの明確な数値を把握して監視することも可能ですが、 通常は桁数の多い"数字の羅列"としか映らないような"稼動データ群"にしきい値を設定していく事は不可能です。 自動しきい値の計算式 自動しきい値は蓄積された"稼動実績データ"から"チェビシェフの定理"により設定されます。


チェビシェフの定理

どんなデータにおいても平均値−Xからのずれが、標準偏差σのk倍より小のものは、全体の1-1/k2以上ある。ただしk>0。


1.最初に全ての集合より異常値とみなされる値を取り除きます


    avg(平均) + stddev(標準偏差) * 3 < 取り除かれる値
    avg(平均) - stddev(標準偏差) * 3 > 取り除かれる値
この処理により、全体の集合の約90%以上が残ります。

2.残った90%の集合を元に以下のしきい値を導出します

    WARNINNG_LEVEL = 3 
        avg(平均) + stddev(標準偏差)* 1
    または avg(平均) - stddev(標準偏差)* 1
    ここで設定される値は全集合の
    100 * 0.9 * (0.22 - 0.125)           =  8.55%
    WARNINNG_LEVEL = 2
        avg(平均)+ stddev(標準偏差) * 2
    または avg(平均)- stddev(標準偏差) * 2
    ここで設定される値は全集合の
    100 * 0.9 * (0.125 - 0.05)           =  6.75%
    WARNINNG_LEVEL = 1
        avg(平均)+ stddev(標準偏差) * 3
    または avg(平均)- stddev(標準偏差) * 3
    ここで設定される値は全集合の
    100 * 0.9 * 0.05 + 5                 =  9.50%
    となります。